土に還るプラスチックを作る(土曜プログラム・高1探究)
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私たちは、土曜プログラムの一環で、生分解性プラスチックの作製と実際の分解性評価に取り組んでいます。
ヨーグルトなどを作るときに使う「乳酸」という薬品を、様々な企業から取り寄せて、250℃という高温で加熱することで脱水縮合反応を利用して、ポリ乳酸というプラスチックにしました。
最初はどのような反応条件で目的とするプラスチックが出来るかを調べるため、薬品の種類や量を変えたり、加熱時間や温度を変えたりと、沢山の条件を比べました。
その結果、一番品質の安定したポリ乳酸を作るための条件が分かったので、次にその条件で作成したサンプルを学校の敷地内のあちこちに埋めたり、微生物のいるビオトープの水に浸けたりして、その分解性を評価しています。
今日でちょうど分解試験を始めて1か月になりますが、プラスチックが土の中で実際に分解されている様子が観察できました。
来週には、成果発表会があります。
そのために、今日の残り時間は、プレゼンテーションを使っての発表練習と掲示に使うポスターの作成を行っています。
他学年にも見て頂く内容になるので、しっかりと完成度の高い発表を行いたいです。
(土曜プログラム 高1コア探究 生分解性プラスチック班)