学園ブログ

ジャパンメトロポリタン模擬国連大会に参加しました

27,28日にオンラインで行われたジャパンメトロポリタン模擬国連大会(JMMUN)2021に、本校からは中3の2名が参加しました。

先月20日の校内模擬国連大会で模擬国連デビューをした中3生。2回目の今回は、 Eliminating the Gender Pay Gap (男女の賃金格差の削減)について、フランス大使として会議に臨みました。

参加を決意してから本番まで1か月の間、直前まで自国のスタンスを表すポジションペーパーの作成、他国の労働環境のリサーチに力を注ぎました。

今回は議長の指示から大使同士の非着席討議まですべて英語の会議であり、言いたいことを思うように言えないもどかしさに加えて、対面ではなくZoomですべてやり取りを行わなければいけない難しさもあったようです。2日間の議論の末、ギリシャ、デンマーク大使らと共に、産休・育休の延長や男性が家事労働へ積極的に参加することへの意識改革、ワークライフバランスを取り入れた888スケジュール(8時間の労働、睡眠、プライベートな時間の確保)の提言を行い、決議案として提出しました。

以下は参加した二人の感想です。

 

今回は、私にとっては2度目の模擬国連でした。前回は参加する国数が少なかったこともあり、リサーチも比較的しやすかったですが、今回は日本のみならず海外からの参加もあったため、非常に難しく感じました。今回の模擬国連を通して私は、「世界と互角に戦うにはどれくらいのレベルが必要なのか」ということを改めて強く知ることができました。これからは、常に自分の英語と向き合うこと、そして視野を広げ、たくさんの意見や疑問を持つことを大事にしていきたいと思いました。そして、自分が興味を持ったことは、失敗を恐れずにチャレンジしていきたいです。(M.K)

 

JMMUNに初めて参加して驚いたことは、会議がすべて英語で行われることです。覚悟はしていましたが、やはり言語の壁が立ちはだかり、質問されていることや自国のスタンスについて詳しく説明できないこともありました。ですが、国の大使として、自国の状況説明や他国との話し合いなどを通じて決議案を作成した経験は将来的にも貴重なものになると思います。一緒に取り組んだペアの大使、サポートしてくださった先生方に感謝します。(M.M)

 

他校の生徒と交流することでまた一つ視野を広げた生徒たちが、来年度の校内の模擬国連活動を活性化させてくれることを期待しています。 (模擬国連同好会顧問 平福)