学園ブログ

図書館で「海」さがし

今日は学校に小学生があふれました。というのも授業体験と学校説明が行われたからです。

小学4~6年生を対象に31の体験教室が開かれました。

事前に予約していた児童たちは、時間になると次々に教室へ来てはじめての「中学校」の授業に興味しんしんでした。

 

本日行われた授業体験のうち、図書館での様子を紹介します。

「本さがしの名人になろう」という授業に参加したのは約20人の小学生たち。

小学生のみなさんには、まず本校の図書館の利用案内をしました。「貸出冊数は2冊、2週間。レポートなどの場合は無制限に貸し出します!」と伝えると、何人かの驚いた顔が見えました。

そして、図書館の本がどのように並んでいるか、十進分類法のしくみも説明しました。

次にChroom bookをつかって、蔵書検索システムを体験してもらいました。くじでひいた番号の本を検索しました。請求記号などをプリントに書いたあとは、実際の書棚に行って本探しをしました。参加者全員が無事に本を検索して見つけ出せました。

 

おしまいに【海】をテーマに本を選んでもらいました。海洋生物の本はもちろんですが、近年問題となっているプラスチックゴミの本なども入りました。20人でつくった、今日のメンバーたちでしか作れない特別な展示になりました。

これらの本は、いま図書館の中央に実際に紹介しています。

授業後のアンケートにはこんな言葉がありました。

・とても本が多くさがすのが楽しかった。司書の先生もやさしくていねいに教えてくださったのでよかった。

・また、本をよみあさりたい。

・知らない本をけんさくして、さがすのが楽しかった。読んでみたい本が見つかった。

・私が最近興味を持っている殺処分ゼロや動物愛護の本もおいてあってよかった。

・私は本が好きだったので、今回の授業はとても楽しかった。本をしぼりこむのは、思ったより大変だということがわかった。

・『その魔球に、まだ名はない』という本がおもしろそうだった。

授業が終わったころには激しかった雨も上がり、図書館にあかるい光が差し込んでいました。

中学の体験、つかの間でしたが、楽しんでいただけたら私たちもうれしく思います。

(図書館 二井・松井)