学園ブログ

8月後半の学校の様子

8月12日から、新型コロナウイルス感染者数の増加を受けて、学校での活動はなくなりました。生徒たちは自宅から受験補習を受けたり、オンラインでクラブ活動をしたりしています。高等部3年生は、Zoom自習室も設けています。生徒たちがいない校舎ですが、画面の向こうから熱気が伝わりました。

写真は、中等部1年の補習(国語・英語)です。

国語は、口語文法の基本の復習を行っています。基本の復習に加え、文章の中で文法事項をとらえられるように応用的な内容も入れました。Zoomの中でも、一人ひとりを指名すると元気な声で答え、みな、真剣な様子で取り組んでいました。

英語は、1学期の総復習として一般動詞、Be動詞、canまでを学習しています。今年度から3学期制になったので、1学期末考査の補足解説も行えました。事前にクラスルームで問題プリントを配信し、予習をした上での授業です。少人数なので、アットホームな雰囲気で、発音も大きな声でしっかりとできました。

高等部2年受験補習の「ハイレベル数学」では、三角関数・平面ベクトル (今後、実施される模試の選択問題の範囲に対応)を行っています。大学入試で毎年出題される重要問題や特に最近頻出の問題を盛り込んだオリジナルテキストを使って、入試レベルの最重要事項をおさらいし、実際に解ける力を身に着けられるように取り組んでいます。

高等部3年の受験補習の「基礎理系数学」は、入試問題を解く際に、短時間で解ける方法をマスターすることを主眼に置いた講座です。「難関私大古文」は、早稲田大学、上智大学などの入試問題を実際の時間で解き、解法のポイントを体得します。知識確認は、チャットですぐに答えを書いてもらうなど、その場で確認のできるようにしました。静かな廊下に先生方の勢いのある声が響いていました。

また、校舎内を回ると、学習の補助にと、問題集を紹介している様子や、夏休みに取り組めるコンテストの紹介などが目につきました。問題集には担当者のコメントもあり、それぞれの学習スタイルに応じて自学自習できるように考えている様子がうかがえました。(教頭 兼子)