学園ブログ

中等部2年体験学習 1日目

本日から中等部2年の体験学習が始まりました。

山形県酒田市を中心として、3泊4日の旅に出かけます。
初めての宿泊行事ということもあり、東京駅に集合した時から生徒達は、すでに楽しそうな表情を浮かべていました。
2時間ほど新幹線に乗り仙台駅に到着し、まずは将棋の駒で有名な山形県天童市に向かいました。山形名物『芋煮』や『紅花蕎麦』を堪能し、東北の寒さで少し冷えた体も温まったところで、松尾芭蕉の「五月雨を集めて早し最上川」という一句で有名な最上川を目指して再びバスにて移動しました。
10月に古典の授業で、『おくのほそ道』を学習していることもあり、バスから一瞬最上川が見えただけでも、その流れの速さに驚いている様子でした。
その後、川下り船に乗り、流れの速さ、荒々しい水面、白糸の滝を実際に目の当たりにした生徒達は約300年前に小さい船でこの最上川を渡った松尾芭蕉と同じ気持ちを抱いていたのかもしれません。
慣れない旅に疲れているかと思いきや、バスに戻っても元気な中等部2年生。
明日からも様々な体験に目を輝かせてほしいと思います。
(引率教員 上野・久留宮)