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「保護者を囲む会」 中等部3年生 土曜プログラムコア

中等部3年生は、1月22日(土)に土曜プログラムにて「保護者を囲む会」を実施しました。

前回のコアプログラムでは本校の卒業生の学生時代の話から現在の仕事内容に至るまで、幅広くお話をしてもらいました。今回は18名の保護者の方に来ていただき、仕事内容やその職業に就こうと思った理由、やりがいなどについてお話しいただきました。

プラント建設会社にお勤めの方は、エネルギープラント(工場)とは、私たちが普段当たり前のように使っている電気、ガス、化学製品が使える形にするための工場であるとお話しいただき、生徒も身近なものであることを感じられているようでした。

理系職というイメージが強い職業ですが、海外の方とお話しすることもあるので英語力はもちろんのこと、自分の国について紹介できるように歴史や地理を勉強することも大事だということを知りました。

弁護士の方のお話では、弁護士といっても働き方は様々であることや、司法試験に受かるだけでは弁護士としては働けないこと、実際の仕事内容を具体的にお話しいただき、イメージとは異なることもたくさんあり驚いている生徒もいました。また、弁護士になって感じたこととして「困っている人を助けられたときには大きなやりがいを感じられるが、その分、責任が重い仕事である」とお話しされていました。

様々な職業の方にお話を聞くことで、「世の中には自分の知らなかったこんな職業があるのか」、「名前は知っていたけれど仕事内容がイメージとは違った」と思った生徒も多く、非常に有意義な時間となりました。「知らなかったことを知る」ということは自分の選択肢や可能性を広げる第一歩です。今日のこの経験を今後の進路選択に活かしてほしいと思います。

(中等部3年 学年付き 山田)