「命の参観日」~中等部文化講演会~
- 講演会
- 行事報告

2月9日のホームルーム時に中等部文化講演会を行いました。講師はシンガーソングライターの玉城ちはるさんです。アジア地域の留学生の支援活動「ホストマザー」を行っており、「異文化理解」というテーマのもと講演をしていただきました。
中学1年生は講堂、2,3年生は教室でZOOMを通して参加しました。
「異文化理解と聞いて何を思い浮かべますか?」
という問いかけから講演は始まりました。
最初は手を挙げることができず緊張気味の生徒達でしたが、優しい言葉に導かれてすぐに会場は温かい雰囲気に包まれました。
「考え方の違いを受け入れること」「民族衣装を知ること」
「食事のマナーの違いを理解すること」「言語を理解すること」
生徒たちからの言葉に対して、自身の経験を交えて、一つ一つのストーリーを話してくださいました。
「自身の価値観を押し付けないこと」
当たり前の言葉が、当たり前でない現実があることに生徒たちは気づいていたようです。
「ひだまり」「ヒトリゴト」「私は生きてる」「笑い泣き」の4曲の歌の生演奏や「優しさ貯金ゲーム」などの活動を含めた60分間は終始笑い声と笑顔で一瞬のように過ぎていきました。
「自ら動きだせる人になってほしい」
生徒たちは講演の最後のこの言葉をどう受け止めて、どう生かしていくのでしょうか。
《以下は生徒の感想です》
「私は今日の話を聞き、自分がまず行動することによって、最後には自分に何かがかえってくる、幸せは回っているのだと実感しました。人に何かを求め続けるのではなく、相手のことをまず最初に考えられるようになりたいです。」
「私は今日の話を聞いて、この世界には全く同じ考え方を持つ人はいないので、それぞれの意見を尊重することが大事で大切だなと改めて思いました。」
「自分の価値観は絶対ではないということを常に考えて、押し付けたりしないことが大事だと思いました。何か気になったことがあれば、まず聞いてみて考えることが必要だと考えました。」
(中2学年付き 上野)