学園ブログ

令和3年度 高等部卒業式

本日、第74回目となる高等部卒業式がおこなわれました。

風は冷たいですが、空は春の気配を感じさせるような青空です。

卒業を迎えた188名を代表し、答辞を述べた生徒は、

「いま、世界は平穏でも平和でもなくなってしまった。学園生活での学びを自分が勝ち抜くだけにつかうのではなく、世界に役立てられるよう歩んでいきたい」とこれからの決意を述べました。

学校長からは、「2年間コロナとの生活を送ったあなたたちは、いつでも前向きに過ごし、できることに取り組んだ。これからは自分の人生を選んで生きてほしい。それは社会のなかで自分の役割を果たす、精一杯生きるということだ。そうすると、周りの人を助けることができる」と式辞の言葉が贈られました。

高等部3年生の教室には美術部と3年生の担任(川柳を担当)がコラボした黒板アートが登場し、教室をわかせました。

卒業生が、6年間の生活を振り返るのは社会に飛び込んだもう少し後になるかと思います。みなさんはその時、どこにいて、どんな仕事やどんな生き方をしているのでしょうか。みんなの活躍を心から願っています。(司書 松井)