絵本で数学!
- 授業・HR

高等部2年の数学で、図書館と協働した授業がありました。絵本「ふしぎなたね」(安野光雅 童話屋)を数学的に読むという試み。まず1枚の絵をみんなでみて、「よくみて、よく聴いて、よく考える」練習をしました。そのあと、司書が読み聞かせをすると、生徒が一心に絵本に目を向けて、聴く様子が印象的でした。
絵本のストーリーは、仙人に”ふしぎなたね”をもらった男が、そのたねの法則に気づいて、なまけものの生活から抜け出し、一生懸命働くようになる、というもの。この”ふしぎなたね”の法則を、数式であらわすと・・・・・・と、漸化式の導入となる授業でした。
最後は、数学に関連する本を司書から紹介しました。「身近に数学に関連したことが、実はたくさんある」ということを実感できたようです。(司書 野村)