あなたにとって、「食べる」とはどういうことですか。 中2コアプログラム
- 土曜プログラム

八月の体験学習で、山形県酒田市でファームステイを行った中等部2年生の今日のコアプログラムのテーマは、「自分にとって『食べる』とはどういうことか」です。
1限は映画「リトルフォレスト」の夏編と秋編の一部を鑑賞しました。東北のとある村で、「自然の恵みを食べて、生きる力を充電する(TSUTAYAオリジナルパンフレットより)」少女の物語です。
2限は「リトルフォレスト」を見て感じたことと、酒田市のファームステイで学んだことなどを自分の食生活と比べながら、今日のテーマについて付箋を使ったグループディスカッションをし、最後に一人ひとりがテーマに対する自分なりの考えをまとめました。
生徒のワークシートの一部を掲載します。
「私にとって食べることは自分が生きるためにいくつもの生命を自分の体に摂り入れること。また一つの欲求であり、それが満たされると「幸せ」ということになる。そして食べることは人工、あるいは自然に育ったものを農業、漁業に携わっている人々のおかげで店に並び、最後は自分のところに届く、という一つのコミュニケーションをとっていることだと思う。」
「『食べる』ことは誰かの努力の結晶で、誰かがどこかでがんばった分『幸せ』を感じられるのだと思った。」
「私にとっては食べるとは生きるために毎日当たり前のように行っていること。いつもは気にしていなかったが、今日グループ内外のいろいろな考えを聞いて、食べることは自分が思っていたような簡単なことではないと感じた。」
あなたにとって、「食べる」とは、どういうことですか。 (中2担任 平福)