学園ブログ

9月30日(水)高等部講堂朝礼

  四代続いて田園調布学園に通われた御家族があります。なでしこ祭の折、校長先生はその二代目に当たる80代の方から、今は亡き一代目の方が使っていた(初代校長)川村理助先生著の修身の教科書を頂いたそうです。その教科書は各章に問いがあり、例えば「女性が大学を出たあとに研究者として生きていくことをどう考えるか」というように、生徒に自ら考えることを促すものでした。このように本校では昔から、学んだ内容をただ覚えるだけでなく自分のこととしてとらえ、深く考えることの大切さを伝えてきたのだと、校長先生はおっしゃいました。

 受験という目標に向かって努力している私たちですが、それだけではなく、先日の講演会で話を聞いたように、2030年に輝く自分でいられるように、考えて日々生活したいと感じました。(高等部3年 週番)