絵を選ぶってどういうこと?中編
- 学校行事

オルセースクールミュージアム(※)・プランナー生徒のためのワークショップの2回目が10月17日(土)にありました。今回のテーマは「絵を選ぶってどういうこと?展覧会をつくってみよう!」でした。
名画を紹介するテレビ番組の制作に携わった経験のある株式会社アルステクネの田中さんから、番組の組み立て方も展覧会の企画も似たところがあり、テーマを決めて、作品を選んで、ストーリーを作るという流れがあるということ、何を観る人に伝え満足してもらうかを考えることが大事である、という話がありました。
そのお話をヒントに、グループで100枚の絵カードから数枚の絵を選んで、テーマを決めて展覧会をつくります。絵カードには作品名、作家名、制作年、大きさ、所蔵美術館の情報のほか、50や100といった数字もふられています。これは、大きさや知名度によってつけられたポイントです。今回は、300ポイント以内で絵を選ぶことが条件でした。
テーマや絵を考えるのはかなり難しかったようで、どのグループも何度も絵を選びなおし、話し合いを重ねていました。テーマと絵が決まったら、どの順番で見せるかも考え、展覧会名も決めました。(オルセー委員会担当 野村)
※来年むかえる創立90周年記念行事のひとつ。2016年3月19日~27日の9日間、オルセー美術館公認リマスターアート数十点を展示し、学園を美術館にするという企画。