学園ブログ

みんなで絵をみて話すとは?

 本日、オルセースクールミュージアム(※)・プランナー生徒のための「一緒に絵をみてお話しよう~ナビゲーター講座」がありました。講師は、昨年の9月にあった「自分の目で作品をみるってどういうこと? アートエデュケーターと一緒にみる芸術鑑賞」でもお世話になった、三ツ木紀英(みつきのりえ)さんです。

 全4回のこの講座は、オルセースクールミュージアムの来場者の方に、じっくり作品を「みて」もらうよう促すナビゲーターになるためのものです。本日一回目の講座は、「絵をじっくりみて、みんなで話す体験」をもう一度味わいながら、ナビゲーターがどんな役割をしているのかを知ることが目的でした。

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  生徒も教員も、絵に近づいたり、遠くにいったりしてかなり集中して、鑑賞をしていました。さらに、9月に初めて鑑賞をしたときに比べて、格段に各人が発言する量は増えて、お互いの発言をよく聴きながら、よくみて、さらに語る姿は印象的でした。

 そのあとは、グループになって活動をふりかえりました。「ナビゲーターが私の発言をよく聴いてくれている感じがして、安心感があった」「他にありますか?といわれると、もっとあるかもとじっくりみるようになった」「ナビゲーターに言い換えてもらうことで、整理されていく感じがした」……などなど、多くの気づきがありました。

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 次回は、明後日。この短期間でナビゲーターとしてどんどん成長していく生徒をご期待ください。(オルセー委員会担当 野村)

※今年むかえる創立90周年記念行事のひとつ。2016年3月19日~27日の9日間、オルセー美術館公認リマスターアート数十点を展示し、学園を美術館にするという企画。プランナーは企画をしたいと集まった有志の生徒たち。

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