学園ブログ

　昨年11月7日に行った、オルセースクールミュージアム（※）・プランナー生徒のための「アートでわくわくイベントづくり」で出たアイデアをいよいよ具体化していくときになりました。本日、昼休みに卒業生で、チーフサポーターのおかだゆかさんと、おかださんが所属するUT-HACKs（東大と藝大を中心とした学生団体。情報技術を駆使して、子供も大人も思わず「わくわく」してしまうような魅せる作品を作っています。）の代表・吉田貴寿さんが来校されました。

　プランナーの生徒も一同に集まり、自分たちが考えたアイデアをデジタル技術を使ってどう実現していくか様々なヒントをもらいました。おかださんの「こうしたい、ああしたいと思っていることは、案外デジタル技術を使うと簡単に実現します！」という言葉に、はじめはみんな半信半疑でしたが、さまざまな技術を紹介すると、「すごい」「おもしろい」とあちこちで感嘆の声があがりました。「これは今回のオルセースクールミュージアムだけではなくて、文化祭などでもぜひ活用してください。いつでもサポートします」と心強い言葉もいただきました。

　また、実際に吉田さんがその場でパソコンを使ってプログラミングも披露してくれました。「プログラミングとはパソコンにやってほしいことを、ひたすらお願いをすることです。例えば……」といって、次々に絵に図形を描いたり、その色を変えたり、マウスと一緒に動かせるようにしたり……と魔法のように一瞬で、変化させたり付け加えたりしていきました。

　自分たちとは少し遠いと感じていたデジタル技術が、より身近にそして簡単にできることを目の当たりにし、「私たちのアイデアが実現できるかも！」とその場の空気が一気にヒートアップ。今後は、おかださん、吉田さんのサポートを得ながら、オルセースクールミュージアムの作品をより楽しんでもらえるデジタルなしかけをつくる予定です。（オルセー委員会担当　野村）

※今年むかえる創立90周年記念行事のひとつ。2016年3月19日～27日の９日間、オルセー美術館公認リマスターアート数十点を展示し、学園を美術館にするという企画。プランナーは企画をしたいと集まった有志の生徒たち。