プロトタイプをつくれ!中等部2・3年生「探究」
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中等部2・3年生の探究「デザイン思考」では
「さぐる→きづく→ひらめく→つくる→ためす」のステップで「ヒト」と「モノ」を取り巻く様々な問題を解決する力を身につけます。
◆初回授業のようす→https://www.chofu.ed.jp/blog/20202/
学校における困りごとを解決するデザインプロジェクトは、「『つくる』=ひらめいたアイデアを形にする」ステップへ。
アイデアが様々な手段で具体的な形になっていく過程で、グループ内の議論が活性化します。
プロトタイプ(試作)をつくることで、アイデアの価値を確かめ改善点や次の方針を立てるためのヒントを得ました。
プロトタイプには次のような種類・要素があります。
①ダーティプロトタイプ(実際の素材ではないもので、簡易的な試作品をつくる。大きさの感覚や使用シーンを具体的に思い描く)
②ペーパープロトタイプ(アプリ画面などを紙で表現し、画面イメージや操作性を検討する)
③ファンクショナルプロトタイプ(見た目にこだわらず、確認したい最小限の機能を実装し、確認する)
④デザインプロトタイプ(アイデアの外観や触った感覚などを確かめる)
学校のロッカーやエレベーターのサイズを測ったり、机や黒板、学習用具などをデザインしたり…チームによってアイデアは様々。
試作する方法もチームで練り上げながら形にしていきました。
次週はこれまでの学習をふまえ、学校における困りごとを解決するデザインプロジェクトを振り返っていきます。
(中等部3年「探究」学習担当 橋本)