学園ブログ

高１・高２の探究「BOTTOプロジェクト」の第４回と第５回では、２回続けて「偏愛マップ」の制作に取り組み、自分の「好き」について理解を深めました。

第４回では、Ａ３サイズの白紙が１人１枚配布され、自分の「好き」なことについて思いつく限り書き出しました。先生たちにも同じ紙が渡され、生徒と同じように自分の偏愛マップを作成しました。レイアウトは自由で、「食べ物」「音楽」などのカテゴリーに分けて書く生徒もいれば、それぞれの項目をトップ３までのランキング形式で書く生徒もいました。開始１５分後には制作中の偏愛マップを自由に見に行く時間もあり、少し行き詰っていた生徒は、他の人のマップから刺激を得て制作を続けていました。

第５回では、完成した偏愛マップを持ち寄り、互いに発表しました。まず、デモンストレーションとして先生たちが自分の偏愛マップについて発表しました。生徒は普段はなかなか見られない先生たちの一面に興味津々で、たくさん質問する様子が見られました。その後、４人ずつのグループになって互いの偏愛マップを発表し、気になったところについて質問し合いました。普段からよく一緒に過ごす友人でも、偏愛マップを見るとこれまで知らなかった共通の趣味などが見つかり、とても盛り上がっていました。

今回の偏愛マップ制作を通して、自分の「好き」についてより理解を深めることができました。また、自分の「好き」について掘り下げることで、ポジティブな気分になれることも実感できたと思います。

第６回では、自分の「得意」について考えていきます。

（高等部１年担任　中島）