学園ブログ

個性を発揮! 土曜プログラム

今日は、今年度4回目の土曜プログラムでした。

全8回ある講座のうち、語学やお稽古、ヴァイオリンや声楽等は継続して身につくものなので8回続きや4回続きで受講するよう設定されています。そのような講座は、今日でちょうど半分が終わり、一区切りです。

本日は日本舞踊の発表会を行いました。日本舞踊は、1.2時間目連続でしかも4回セットで受講するスタイルです。短期数中型レッスンですね。今年から初心者と経験者を区別することなく、一緒に授業を受けます。もちろん興味を持った生徒が集まるので、異学年で授業は進みます。

第2校舎のなでしこホールにて、受講者の保護者や土曜プログラム見学会で来校した小学生・保護者の方々にも見ていただけました。

たった4回しか受講していない生徒が多かったにもかかわらず、しっかりとした足取りで「梅とさんさん」を披露しました。浴衣も自分で着られるようになり、帯も結べるようになったそうです。何かの機会に浴衣を着ることがあれば経験も生きることでしょう。

ことし受講した14人には中1から高3まで幅広くいます。そのうち数人は去年も日本舞踊を受講した経験者です。中には、個人的に先生のお稽古場に通っている高等部3年生もいるそうです。初めて受講した中等部1年生は「日本舞踊は和の心を感じられるから好きです」と受講の動機をおしえてくれました。また、ある中等部2年生は「楽しいです。でも普段使わない筋肉をつかうからキツイ!」とも。それでも踊り終わった後はニコニコ顔でした。

ほかにも、サントリー美術館の学芸員4人の方を招いて「北斎展を楽しむ」講座も行われました。これは2回連続講座でした。なんと生徒7人に対して先生が4人という贅沢な講座になりました。

第1回目は、生徒がサントリー美術館に実際に赴き、浮世絵などをみながら解説を聞き鑑賞しました。https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_2/index.html

今日は、第2回目として生徒たちが、「美術展のリーフレット(ちらし)を使ったコラージュを作成し、自分だけのキャッチコピーを作る」のが目的でした。はさみを動かしながら思い思いの形を切り抜き、デザインし個性的なキャッチコピーが出そろいました。自分なりの「北斎」観をどの色、絵、形、ことばで表現するか考えました。七人七様です。

下は、キワニスドールを作る講座のようす。

まず東京キワニスクラブの方々に人形の意味や作り方を教わりました。キワニスドールは、白い布に綿を詰めたシンプルな人形です。病院で手術や入院をする子どもたちの恐怖心や不安を和らげるために活用されています。生徒は中に綿を詰めて、ひとり1つ作りました。

三味線の講座も熱がはいってきました。三味線は8回の連続講座で、第4回目の今日は折り返し地点です。だいぶ自由自在に音が出せるようになってきたようです。

講師は卒業生です。

石けんデコパージュの講座も人気です。生徒の感想より。「1個の石けんに自分の世界観をつめこんで全面に出せるのが好き。今日は管弦楽部の顧問の先生にあげたくて、ピアノとバイオリンをモチーフに作りました。」

自分の好きなことを自ら見つけられる、個性を発揮できる、そんな土曜日の一コマです。

なお、「受験のアトリエ」サイトでも本校の土曜プログラムが紹介されました。こちらもご覧下さい。

https://www.cj-atelier.com/?p=921

(土曜プログラム担当 二井)