学園ブログ

中等部1年 体験学習[志賀高原]3日目

中1体験学習[志賀高原]は、3日目を迎えました。本日は明け方に降雨があり、ひんやりとした気候でした。当初は、一日中雨との予報から、屋外で行う体験の中止が心配されましたが、雨の合間を縫って何とか飯盒炊爨とマスつかみを行うことができました。

午前中は、校長先生による精進講話、マスつかみ、飯盒炊爨を行いました。朝食後の精進講話では、校長先生の体験談を交えた、人間関係を築くことに関する話を聞きました。日々の生活の中で疑問を抱いた時には、自分なりに考えるための手がかりとして、今日の話をぜひ思い出して欲しいです。

その後、クラスごとにマスつかみを体験しました。生徒たちは、初めは素手で魚を掴むことに抵抗感を持っている様子でしたが、いざ捕まえてみると、水の冷たさを忘れたかのようにはしゃいでいました。

マスつかみの後は班ごとに飯盒炊爨を行いました。天候の心配から、ご飯は宿舎で炊いていただき、カレーのみ自分達で料理しました。どの班も、火おこしに苦戦しつつも、協力し合って調理を進めていました。ちょうど各班が調理を終えた頃に雨が降り出したため、作ったカレーは宿舎の食堂に運び、マスつかみで捕ったマスの塩焼きとあわせて、昼食をとりました。自分たちで作った料理は格別なのか、どの班もたくさんおかわりをして、厨房のご飯が足りなくなるほどでした。疲れが出てくる頃ですが、それを感じさせない、元気いっぱいの笑顔溢れる食事となりました。

昼食後は、天候の様子を見つつ、ゲレンデでクラスレクリエーションを行いました。途中で濃い霧が出ましたが、自由に話をしたり、クラス対抗鬼ごっこをするなど、どのクラスもそれぞれに親睦を深めていました。

夕食後は屋外でキャンプファイヤーをする予定でしたが、激しい雷雨となったため、屋内でプロジェクターを用いて行いました。感染対策をしながらではありますが、みんなでPermission to Dance(BTS)を踊り、打上花火(DAOKO×米津玄師)とベテルギウス(優里)を歌いました。

明日はいよいよ最終日です。残り少ない時間ですが、志賀高原の自然を堪能し、仲間と友情を深めて、素敵な思い出を作って東京へ帰って欲しいと思います。

(中等部1年 引率:吉野・下水木)