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2023 浅野会議に参加しました ~模擬国連同好会活動記録~

 2月11日、浅野学園主催の模擬国連に本校の4名の生徒が参加しました。今回は「核軍縮・核不拡散」という議題で、ロシア大使とインド大使を務めました。

以下は部長の感想です。

 参加した4名のうち3名は中等部1年生で、対面での会議は初めてでした。オンラインとは違い、グルーピングが違うところへの外交を多く行うことができ、より一層活発な討論ができました。高等部2年生である私は3月の引退会議へ向けての良い練習となりました。今年度始めたばかりの中等部1年生だけではなく、私自身も対面経験は浅かったので、新たな発見などがあり、とても充実した会議を進めることができたと感じます。

 私が担当したロシアは、今回のテーマである核にとても関係性のある国です。ロシアの核の数はおよそ6000程で、2番目に多いアメリカと足すと世界の約9割にも及びます。世界全体で見ると、核を完全に廃絶するという目標を持った国が多いですが、ベラルーシをはじめとするロシアの核の傘に入っている国や、国益を考えた際、完全な廃絶を求めることはできません。ロシアは今回の議題において、難しい立ち位置ではありましたが、とても刺激的であったと思います。

 また、今回参加していた大使の皆さんの中で、AJEMUN(全国高校教育模擬国連大会)をはじめ、様々な大会で知り合った友人が多くいて、全国的な模擬コッカーの輪を感じることができました。

 来月に控える模擬国連大会に向けて、部内で今回の反省点を見つけたり、練習会議を行い、今以上に熱い討論を繰り広げられる模擬コッカーを目指していきます。

                                (模擬国連同好会 高2部長)