学園ブログ

中等部1年 一日校外学習の事前学習

中等部1年では、一日校外学習の事前学習として

特定非営利活動法人ディスカバーブルーの水井先生に公演をして頂きました。

非常に興味深い内容で、生徒はメモを取りながら真剣な眼差しで耳を傾けていました。

以下は生徒の感想です。

 

*生徒より

主に、海にいる生き物の紹介や海の公害問題、海と陸の地形などについてです。

真鶴の海の写真を見せてもらった時、「水色の広がる、美しい海だな」と思いました。また、水井さんが「海は栄養いっぱいのスープです」とおっしゃっていた時、美しく栄養が豊富である海が日本にあるということを誇りに思いました。しかし、地球温暖化やプラスチックなどのゴミによって美しいサンゴ礁が荒れている写真を見て、とても切なく思いました。また、海を汚してしまった原因が自分達にあると思うと心が痛みます。近年では、新型コロナウイルスにより、マスクのポイ捨てが増えているそうです。その影響で美しい海が汚染されています。ポイ捨てをしたわけではなくても、防風やゴミ回収の時などにマスクが落ちてしまうケースが多いようです。今回の水井先生の講演を通して、日々の些細な心がけが海の美しさを少しでも守ることができるのではないかと思いました。これからは海の美しさが保てるよう自分達には何ができるかを考え、心がけていきたいです。(中1 H・Yさん)

 

私が印象に残ったお話はプランクトンのことです。

特に、クラゲがプランクトンだということに驚きました。私はプランクトンは小さくて動かない(海の流れに逆らえない)生き物だと思っていました。ですが、今日プランクトンは「水の中で漂いながら生活していて、泳ぐ力があっても海の流れに逆らえない生物」だということを知りました。だから、大きさは全く関係なく、クラゲがプランクトンということにも納得できました。また、海などでは冬に透明に見えても春から初夏には濁って見えることがあります。私はその写真を見て生活排水が汚れているのかと思いましたが、今の生活排水はとてもきれいで魚の栄養もないほどだそうです。濁って見えるのはプランクトンが多くいるためだそうです。今日、水井先生のお話を聞いて多くの新しいことを知ることができました。(中1 M・Yさん)

中等部1年担任 志鎌 久留宮