学園ブログ

高等部2年 一日校外学習 丸木美術館・川越散策

 6月2日(金)、私たち高等部2年生は、春の九州学習体験旅行の事後学習の一環として、埼玉県東松山市にある丸木美術館を訪れました。丸木美術館とは、画家の丸木位里・丸木俊夫妻が共同制作した《原爆の図》を誰でもいつでも見ることができるようにという思いを込めて建てた美術館です。

 美術館到着後、いろは組・にほ組に分かれて見学をしました。また、美術館の学芸員の岡村さんから、丸木夫妻が原爆・戦争がもたらす凄惨さを一般の人たちにも伝えていく必要性を感じ原爆の図を制作したことや、原爆の実態を世界に発信していくことの重要性についてご講演をいただきました。実際に作品を見て、人々が苦しんでいたことを想像することができ胸が痛む思いでした。戦争の実態を見ていなくても原爆がもたらした影響や悲惨さを感じ、私たちのような若い世代が被爆の実体験について学びそして知ることが大切だと再認識しました。後世の人々や世界に発信していくことの重要性を強く感じ、学んだことをしっかりと実行に移していきたいと思いました。

(学習体験旅行係)

また、川越散策は荒天のため行程を短縮して実施しました。あいにくの雨でしたが、班ごとに昼食をとり、街並みの写真を撮りながら、散策を楽しみました。

  

(高等部2年学年付き加藤)