学園ブログ

第3回ビブリオバトル 

図書委員会では第3回ビブリオバトルを行いました。

今回の発表者は中等部1年生2名と高等部3年生の1名でした。

特に高等部3年生にとって、学校でのビブリオバトルは残り少ないチャンスかもしれません。

この生徒は紹介する本を大事そうに抱えながら、こう話しました。「シリーズの主人公が12歳から16歳に成長するとともに、私自身も成長してきた。外国文学を読むと、自分の知らない世界を想像できる。頭の中で物語に浸りながら、思い描いた人物やお話の全体像を動かしていくの楽しみもある。私は将来は映像クリエイターを目指しているので映画化されたものを見て、自分だったらこんな風に描くな、CGをこう使うなとか、いろいろ考えるのも好きだ」。

発表者の選んだ本にはそれぞれ個人的な思いが詰まっています。

今回もビブリオバトルの精神である「本を通して人を知る。人を通して本を知る」をまさに体感したような時間でした。

ビブリオバトルの参加者は図書委員以外でも受付中です。興味をもった生徒はぜひ図書館まで。

(司書 松井)

出場本『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ 文藝春秋 2018年

『お探し物は図書室まで』青山美智子 ポプラ社 2020年

★『オリンポスの神々と7人の英雄1 消えた英雄 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々シーズン2』

リック・オーダン 金原瑞人(訳) ほるぷ出版 2012年

★=チャンプ本【今日、一番読みたくなった本を基準に投票し、一位になったもの】