学園ブログ

中等部1年生の探究より

もうすぐ定期考査がちかづいています。今回の探究では、「目標は視覚化することで行動しやすくなる」ことを学びました。

使ったのはマンダラチャートです。初めての定期テストを先月経験した中等部1年生は、それぞれに次の試験への抱負を心に秘めているはずです。教科ごとにそれぞれ何をすべきかを具体的に言葉にしていきました。つまり国数理社・・・の「教科ごとにマンダラチャートを作ってみよう」を実践したのです。

まずはN先生は数学科なので、「数学」を例に話されました。

マンダラチャートの真ん中に「数学」をいれて、周りのマス目には独自性のある内容、教材、すること(態度ややり方)を入れていきます。マス目には、教材名だけでなく、「質問をする」「ノートを見返す」など行動でもよいのです。ちょうど今教育実習生が学校に来ています。中高生のころやっていたいい勉強方法の一つとして、「人に教える」を紹介されました。自分がわかっていることでも、いざ人に教えようとすると理解不足の部分を発見できることもあります。得意分野でなくても、互いに教え合うといいかもしれませんね。

「言葉にすると、やるべきことがみえてくるんですね。不思議。」と生徒も感想を漏らしていました。

目標は立てるだけでは絵に描いた餅です。目的を達成するための小目標を明確にして、日々実践すること。これがセルフマネジメント(自分を自分で律する)をおこなうためのツールのひとつだよ、と教わりました。

最後に自分なりに別の計画を立てたい人へ向けて、「白紙のマンダラチャートをプレゼントしますよ」というと「やったー」といくつも手が挙がりました。

定期テストをきっかけに自分だけの勉強方法をみつけていく機会となることでしょう。(担当 二井)