学園ブログ

中3探究~ 私たちのアイデアが商品に

中等部3年生は、昨年度の探究で二子玉川ライズ S.C.のプロジェクトをおこないました。そして、本校のあるチームの案が採用されることになりました。

ミッション(ニーズ)は、「男性でも実はスイーツが食べたい人もいる。けれど、食べる空間に入りにくいことがある。そこで男性でも入りやすい店舗を作り、男性にも女性にも家族客にも(だれにでも)喜ばれるメニューを考える」というものでした。

二子玉川ライズS.C.では、9月から実際にこの企画が始まるため、現在準備の真っ最中です。いよいよ今日は実際にある3つの店舗が試作してくださったスイーツを生徒たちが試食して、感想や意見を伝える会を開きました。

15人の生徒たちは二子玉川ライズ S.C.の中を通り抜け、「スタッフONLY」と書かれた建物に通され扉を開きました。スタッフしか普段は入れない空間にまずワクワクしていました。

次々とでてくるスイーツに、どれを食べようか迷う生徒たち。3つの班に分かれたら、実際に試食です。ここがおいしい、これは色が良い、など考えながら食べた後は、食レポさながらに感想と提案を伝えます。

大学芋と牛乳アイスの和風スイーツや、リンゴ入りパンケーキ、プリン・ア・ラモードの3種類。商品をだすのは秋なので季節感を考えて、柿やブドウなどのフルーツを追加するといい、など次々と意見をだしていきました。

実際に頭の中で考えていた商品像が現実に目の前に現れると、喜びもひとしおのようでした。欲しいもの、ターゲット、インサイトを考えて想像・創造する喜びはこれからも続きそうです。8月には本日の生徒たちの意見を参考にして改良されたスイーツがまたできあがるそう。次回の試食会も楽しみです。

(担当 二井)