学園ブログ

中3カナダホームステイ【1日目】

8月1日から始まった中等部3年生のカナダホームステイ。本日はその1日目です。コロナ禍を経て4年ぶりの実施となるこのホームステイに、今年度は36名が希望し、参加しています。

1日目は移動が中心でしたが、出入国の検査にどぎまぎしたり、機内食に舌鼓を打ったりと、普段あまり体験のできないことに新鮮さを感じながら、空の旅を満喫しました。約9時間のフライトを終え、バンクーバー空港に降り立つと、皆の目の前には異国の地の光景が広がっていました。自分の視界や耳に入ってくるものはすべて英語です。友だち同士の会話でも、自然と英語を使う様子が見られました。今回のステイ先は、バンクーバーから車で1時間半ほど離れたチリワックという自然豊かな場所です。そこに向かう前に、バンクーバー市内にあるGranville Islandで軽食の時間を設けました。バンクーバーは、東京と16時間の時差がありますが、その疲れを感じさせず、ピザやソフトクリームなどを自ら購入し笑顔を見せていました。初めて使うカナダドルの紙幣や、店員さんとのやりとりなど、そのすべてが自分たちの感性を刺激してくれたようです。

 

 

その後、バスで移動して1時間半ほど、今回の拠点であるチリワックに到着し、いよいよホストファミリーとの対面です。事前に考えてきたウェルカムスピーチも、堂々とホストファミリーの前で行うことができました。

 

これから15日間の長いようで短いホームステイが始まります。「一歩を踏み出す」をテーマに、カナダの文化や人々の温かさに触れていく中で、大きな学びを得てもらいたいと思います。ひとまず、本日は「ホストファミリーのことを知ろう」という宿題が課され、いくつかの質問をしながらホストファミリーと交流をしてもらうことになっています。皆、ホストファミリーの車に乗り込むときには、緊張と期待がないまぜになった複雑な表情をしていました。これから、この表情がどのようにポジティブに変わっていくのか、とても楽しみにしています。

(引率教諭 郡・伊藤亮)