学園ブログ

中3カナダホームステイ【最終日】

カナダでのホームステイが最終日を迎え、無事に36名が日本へと帰国しました。

この日の朝は、いつも通り、この期間通い続けたスタディセンターに集合です。最後にホストファミリーに車で送り届けてもらった生徒たちからは、感謝を伝える言葉とともに涙が溢れ出していました。ホストファミリーの目からも涙が見え隠れし、それだけ生徒たちのことを本当の家族として受け入れてくれていたのだということが伝わってきました。

カナダでの15日間は、生徒たちにとって挑戦の連続でした。はじめは緊張や不安、慣れない生活へのとまどいなどがありましたが、日を追うごとに少しずつ自分自身の意思を伝えようとする姿勢が出てきたように思えます。そして、その支えになったのは、紛れもなくカナダに暮らす人々の心の大きさでした。単に英語力があれば良いわけではなく、大切なのはその根本に横たわるべき人間力であるということを感じた生徒も多かったのではないでしょうか。

成田空港に着陸しようとする飛行機の中で、そのような感慨に浸りながら、カナダホームステイは幕を閉じました。

(引率教諭 郡・伊藤亮)