学園ブログ

シェア奥沢をお借りして、オクサワ音楽交流会2023が開催されました。本校から中等部2年生4人と高等部2年生3人が参加し、奥沢地域に長く住まれている方と、演奏や座談会を通して交流しました。

プログラムの前半では、中等部2年生の4人が『海の見える街』、高等部2年生の3人が『人生のメリーゴーランド』を演奏しました。生徒にとっては、地域の方に演奏を聴いて頂けるということが成長に繋がり、地域の方からも素晴らしい演奏だったとお褒めの言葉を頂きました。

また、本校の教員も演奏に参加し、『荒城の月』と『故郷』を生徒と地域の方が一緒に歌いました。
荒城の月を歌ったことが無い生徒もいる中、地域の方の素敵な歌声に感動し、音楽を通した多世代交流の姿がありました。生徒にとっては、地域の方と一緒に歌った曲として思い出に残ったことかと思います。

プログラムの後半では座談会を行い、地域の方の学生時代の思い出や、本校や奥沢地域の昔の様子の話を伺うことが出来ました。

地域の方の学生時代の話を伺うと、戦時中で疎開に行かれていた方も複数いて、普段は聞くことの出来ない貴重なお話をたくさん伺えて、生徒は真剣な面持ちで聞いていました。

地域の昔の様子の話では、引率した教員も知らないような本校の昔の姿を知っている方もいて驚きましたが、改めて地域の方と共にある学校であると実感し、今後も交流を続けていきたいと感じました。

他にも食事の話などで盛り上がり、生徒が好きなお弁当のおかずの話をすると、メニューの変化に地域の方が驚かれるなど、座談会も充実した時間を過ごすことが出来ました。

音楽をきっかけに世代間の交流や地域の方との交流の機会が出来たことを非常に嬉しく思います。
主催して頂いた奥沢あんしんすこやかセンターの方々、シェア奥沢の堀内様、参加して頂いた地域の方々、本当にありがとうございました。

（管弦楽部顧問　入口）