東京理科大学【大学探検プログラム】
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東京理科大学(葛飾キャンパス)にて、大学探検プログラムを行いました!(2023年12月18日)
これは、田園調布学園の生徒のためだけに企画していただいたもので、大学の先生の講義や実験、また本校卒業生の現理科大生との座談会、図書館見学等、実際に大学で行うプログラムです。
まず初めに、東京理科大学教職教育センター長の眞田克典先生からご挨拶をいただき、学内をご案内いただきました。
学生の皆さんが一番学習しやすく居心地が良いという図書館に圧倒された後、先進工学部 電子システム工学科の安藤格士先生の講義「ギザギザの波を三角関数で表そう!~フーリエ級数入門~」を受けました。
実際にパソコンで波形を描きながら、世の中にある「波」を体感することができ、大学で学ぶフーリエ解析の基礎をイメージすることができました。
続いて、同学科の生野孝先生の研究室の見学に行きました。
カーボンナノチューブ(CNT)を用いた肉薄・平坦フィルムの作製技術をはじめ、電子デバイス・電子材料に関する研究内容をうかがいました。
その後は本校卒業生の理科大生5名による懇談会。卒業生ということもあって、大学の志望理由や研究内容、また高校時代の話まで聞けて、和気あいあいとした雰囲気の会となりました。
午後は、先進工学部 物理工学科の宮川宣明先生による講義「超電導ってなに?」を受けました。
名前は聞いたことのある超電導の性質や仕組みを大学の授業と絡めてお話いただき、液体窒素を使った低温実験では、生徒たちから歓声が上がっていました。
このプログラムに参加した生徒たちの感想の一部です。
・「大学進学」のことしか考えていませんでしたが、研究する内容を知ることで視野が広がり、自分の将来を考えるきっかけになりました。
・情報系や物理工学に興味が湧き、進路選択にとてもいい影響を受けました。
・もっと勉強に勤しんでいきたいと思います。
・図書館に興味深い本がありました。大学生活が楽しみになりました!
大学を実際に訪れることで、オンライン等の説明会に比べて何倍も得るものがあり、刺激的であると実感しました。これからもこのようなプログラムに積極的に参加してほしいと思います。
(理科 入 英樹)