学園ブログ

管弦楽部がオーケストラフェスタに出場しました

本日、管弦楽部が「第30回 全国高等学校選抜オーケストラフェスタ」に出場しました。「オーケストラフェスタ」とは、国内最大の高校オーケストラ・弦楽合奏のイベントで、全国から74校の高校が日本青年館ホールに集い、4日間にわたって日ごろの練習の成果を披露します。コンクールではなく、互いの演奏を聴いて刺激しあうことが主な目的であるため、鑑賞した後はメッセージカードに感想を書き、学校同士で交換します。

今回は第30回の節目だったため、冒頭に記念式典が行われ、参加校の中からオーディションを経て選ばれた生徒による選抜弦楽アンサンブルと選抜オーケストラが演奏されました。本校管弦楽部からも、オーボエ1名(高2)、ヴァイオリン2名(高2と高1)、チェロ1名(高1)が選ばれ、他校の生徒と共にマーラー作曲「交響曲第5番嬰ハ短調」を演奏しました。

本校の演奏では、44名の生徒でA.ボロディン作曲「交響曲第2番ロ短調」第1楽章を披露しました。写真は、記念式典と選抜合奏の後、直前リハーサルで最後の調整を行う様子です。

なでしこ祭や定期演奏会でも演奏した曲でしたが、更に練習を重ねて磨きをかけた成果を披露しました。普段とは異なる聴衆、会場のステージに少し緊張しましたが、他校の生徒からのメッセージカードでは「暗く重厚な曲ですが、その重さがきちんと表現されいてとても良かったと思います」といった感想をいただくことができました。

演奏後はホールの食堂で昼食をとりながら、指揮者の先生から講評をいただきました。今回の演奏で現高2は正式に引退となり、1月からはクラブの運営も演奏も、すべて高1が牽引します。先輩たちから学んだことを大切にしつつ、クラブ全体の演奏にさらに磨きをかけていって欲しいと思います。

(管弦楽部顧問 中島)