中等部1年生 探究の時間より「自分の感情のトリガーを知る」
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中等部1年生では、いま、非認知能力のひとつとして、感情のコントロール方法を考えています。
これまで自己理解や社会、他者理解などについて知り考えてきました。
今日は、リフレーミング(仕組みを作り替える手法)を用いて、ネガティブな性質の言い換えをおこなって、自分の弱みが強みに変えられることを体験しました。自分はどんな時にイライラするのかをまず自分なりにメモしました。
その際、勉強面・学校生活の2つの場面に分けて考えました。
その後、ペアワークをしました。
イライラするときの理由、イライラしないための視点や方法、を互いに伝えます。
すると、自分を俯瞰してみることができ、親や他人の立場を考えて慮ることができることにつながります。
さらに4~5人のグループとなりシェアします。
視点を変え、多様性を想像するだけでイライラが回避できるかもしれない、と気づいて、思わず笑顔で話しあう生徒たちもいました。
自分のネガティブな感情の原因(トリガー)を把握することで、今後未然に対応したり対策をしたりすることができるかもしれません。
自分だけでなく、他の人のことも知ることは大きな一歩ともなります。つまり、感情のトリガーは人によって異なること、自分が気になっていても他人は全く気にならないこともある、それを知るだけでも大きな一歩です。
自分や他人の行動の良いところ、好きになれるところをどんどん探していってほしいと願います。
(担当 二井)