学園ブログ

中3 カナダ・ホームステイ(12日目)

カナダ・ホームステイ プログラムの12日目の朝は、明け方に鳴り響いた雷の音で目が覚めました。太陽が昇る東の方角には雷雲がありますが、反対の西の方角は雲がほとんどなく青空が見えています。幸い、ここチリワックの上空は雷曇がかからなかったため、雨に降られることなく登校することができました。

早いもので、今日が日本に帰国する前にスタディセンターで過ごす最後の平日です。午後にクロージングセレモニーがあるので、ここカナダに来て最初で最後の制服での登校となります。

午前は教室で、2週間一緒に過ごしたホストファミリーやバディ、現地の先生に渡す「Thank Yon Card」の作成を行いました。カナダ・ホームステイ プログラムが始まる前に、この取り組みを行うことを伝えていたこともあり、生徒たちはあらかじめおしゃれなメッセージカードや装飾するシールなどを持ってきており、思い思いのThank Yon Cardを作っていました。

ホストファミリーが用意してくれる最後の昼食をたべたあとは、体育館に移動してクロージングセレモニーを行います。この体育館は、11日前にチリワックに到着し、ホストファミリーと初めて対面した場所です。

クロージングセレモニーの前に、一部の生徒は日本の伝統的な和服の一種である浴衣に着替えました。日本文化の一端に触れられる機会を、バディたちは目を輝かせながら楽しんでくれました。セレモニーは4つのテーマに沿って行いました。

・5つのグループに分かれ、体験型のワークショップの形でバディたちに日本の伝統的な遊びであるあやとり・折り紙・けん玉・お手玉・福笑いを一緒に楽しみました。

・生徒・バディ・現地の先生全員が輪になって盆踊り(東京音頭)を踊り、生徒だけで本校の校歌を歌ったあと、全員で「A Whole New World」を合唱しました。

・現地の先生である、Jesse先生とMelissa先生から一人ひとりへの修了証の授与。名前が呼ばれると、恥ずかしそうに前で出てくるも、修了証を受け取ると生徒たちの表情は充実感に満ちていました。

・最後に、代表の5人の生徒が感謝の気持ちを込めたスピーチを行いました。

セレモニーが終わり、ホストファミリーが迎えに来てくれるまでは、先生やバディにThank Yon Cardを渡したり写真撮影をしたりと、みなで過ごしたかけがえのない思い出や築き上げた関係を振り返りながら、最後の時間を過ごしていました。

明日8月10日は土曜日のため、終日ホストファミリーと過ごします。すでに、お土産を買いに行くなどの予定を立てているファミリーもあるようです。そして、明後日8月11日(日)は早朝6時にスタディセンターに集合し、ホストファミリーとお別れをしたあと、シアトル空港までバスで向かい、帰国の途につきます。

生徒たちが11日目の夜に書いた日誌の一部をご紹介します。

We ate tortillas for dinner which we made by ourselves. It was so fun! After dinner, I watched movies with my friend. (M.A)

I ate rice and miso soup this morning. I like Japanese food. I talked about Japan and Canada with my buddies. I bought maple syrup, cookies and a T-shirt. T-Shirts are the same designs with five girls. Will we wear T-shirts tomorrow! (Y.O)

When we went to Stanley Park, I took many pictures with baddies. I’m so happy. I bought so many souvenirs for my family and friends. I bought some keyholders with my buddy and friends. It was so much fun! (K.N)

I ate food like Gyo-za for dinner, but it does not have meat and nira(chinese chives). Instead of these, it was made from potatoes (chinese chives). It was delicious. After dinner, I read comics, the characters were cute! (S.F)

そして、最後にセレモニーで発表した5人の生徒のうちの1人の生徒スピーチ原稿を紹介します。

Thank you very much for taking care of us for two weeks. Before I came here, our hearts were full of tension and anxiety, but our buddies and teachers treated us kindly, and we were able to enjoy our days. Bowling, Scavenger hunt, University of British Columbia tour, we were able to make Dream catcher, we visited Fort Langley. Mini speech, Stanley Park, Olympic Torch, and Gastown, all activities were valuable anyway. I was especially surprised by the grand tour of the University of British Columbia. After spending two weeks in Canada, what impressed me the most was that I was able to go without hesitation when I took my products to the cash register at the store. At first, I missed Japan, but I don’t feel that way anymore. When we go back to Japan, we’re sure we’ll be Canadian sick. We will take back the education we had this time to Japan as an irreplaceable memory. Everything we experienced in Canada is a treasure for our lifetime. Thank you. (M.H)

※明日は各ホームステイ先で過ごすため、当ブログの投稿はお休みします。