学園ブログ

PWUエクスチェンジプログラム1日目

いよいよマニラに到着しました。

身にまとわりつくような暑さの中、

PWUの先生方がイントラムロス観光に案内してくださいました。

イントラムロスはスペイン統治時代に築かれました。

イントラムロス内のサンチャゴ要塞は、第二次世界大戦中は

日本の憲兵隊本部としても使われていたとのことで、

日本人によって苦しめられたフィリピン人が当時は収容されていたそうです。

日本とフィリピンとの様々な歴史をこのサンチャゴ要塞で学びましたが、

PWUの先生方の変わらぬ温かさに、筆舌に尽くし難い有り難さを感じました。

PWUの先生方と別れたあとは、マニラ大聖堂や

世界遺産に登録されている聖オーガスティン教会を訪れました。

まだ滞在1日目ですが、生徒は色々なことを感じたようです。

「今朝、日本を出発し、午後にフィリピンのマニラに到着しました。マニラに到着するまでフィリピンのイメージはハロハロ(フィリピンのスイーツ)と海、というイメージのみを持っていました。しかし、いざ到着すると多くの人々がバクシーシのためにバイクが赤信号で止まると声をかけていく様子や、夜間になると店の前や公園で寝ている人を見かけ、フィリピンの社会問題を目の当たりにしました。この先の4日間で私の知らなかったフィリピンの抱えている問題を発見し、どのようにしたらこのような問題が発生するのか、また解決できる糸口を自分事として考えていきたいです。」(Kさんの感想より)

明日はPWU JASMSマニラ校に訪問します。

どんな出会いがあり、どんな交流があり、何を感じるのか。

楽しみな一日となりそうです。

(国際交流係 山口)