学園ブログ

PWUエクスチェンジプログラム3日目

雨季のフィリピンですが、ここまでは毎日快晴。

今日も気分良く、そして元気に1日が始まりました。

 

昨日はマニラ校と交流しましたが、今日はPWU JASMSケソン校との交流です。昨日以上の熱烈な歓迎を受けました。

 

今日の交流はまず、「おにぎりプロジェクト」でスタートです。

PWU JASMSケソン校が支援している厳しい生活状態にいる子どもたちが通っている小学校に「おにぎり」を届けます。そのために、まずはおにぎりを手作りました。

   

おにぎりを握り終え、Toro Hills Elementary Schoolに向かいました。

 

 

たくさんの子供達とふれあうことができました。このTHESのある地区の地区長さんと話をすることも出来ました。フィリピンではどんなに辛い状況や苦しい時も笑顔を大切にする、笑顔はどんな困難も乗り越える源になるというのは、フィリピンの文化だと仰っていました。

その後はケソン校に戻り、授業体験をさせて頂きました。数学・音楽・体育・英語と充実の時間を過ごすことが出来ました。

         

以下は生徒の感想です。

「今日も朝から夕方までみっちり予定が詰まっていてとても充実していた1日でした。朝、PWUケソン校に到着してすぐおにぎりプロジェクトとして現地の5〜7歳の貧しい子どもたちに向けておにぎりを手作りしました。実際に届けに行くと、年齢に反して小柄な子どもたちがたくさんいました。美味しそうにたくさん食べている子が数人いる中、多くの子達が少ししか食べられずにいる状況を目にしました。普段から多くの食べ物を食べている私達からすると残さずに全部完食してほしいと思ってしまいますが、家族にあげるために持って帰るという子たちが多くいました。彼らの多くは橋の下に住んでいて、シングルマザーの家庭で育っています。大体みんな兄弟が10人以上いるそうで彼らがストリートチルドレンにならないようにPWUが支援をして、学校に行けているということを知りました。今回フィリピンに来たことで本当に貧しい子達はご飯を食べたくても食べられないんだよと小さい頃言われていたことはこういうことなんだと実感することができました。これからも食べ物は残さず食べて、いつか彼らのような子どもたちをなくせる助けをできるようになりたいと思います。」(PWUエクスチェンジプログラム参加生徒T)

清水校長は、人生の大切なものは「人、本、旅」だと仰ります。その土地に来たからこそ感じられること、自分の目で見たからこそ思うこと、旅にはそんな普段の生活では学べないことが詰まっています。先入観に縛られず、自分の感性を大切に、4日目も多くのことを自分なりに感じ、考えてほしいと思います。

(国際交流係 山口)