学園ブログ

中等部3年 学習体験旅行in韓国 3日目

学習体験旅行の3日目、韓国コースは「38°の軍事境界線」の見学に行きました。

国境付近2kmにおいて、軍事武装が禁止されているエリアです。

最初は、第3トンネルの見学でした。朝鮮戦争以来の歴史をシアターで学び、展示を見たあと、約300mの急傾斜を徒歩で下り、北朝鮮によって掘られたトンネルを中から見学できました。

ここまで大規模に軍事目的で作られた環境の中に身を置くと、実際に戦争の恐ろしさを肌で感じられ、1日でも早く対立が解消することの大切さを学べたことと思います。

続いて、韓国―北朝鮮の国境を展望台から見学しました。

写真での記録ができないエリアでしたが、目の前に国境を見て解説を聴けたことで、国どうしの対立を現実のこととして捉えて理解することができました。

統一村で休憩を取り、「石焼ビビンバ」のお店へ移動しました。

午後は、ソウルのタプコル公園で現地大学生と合流し、事前学習で決めたコースを元に、地下鉄やバスを使って様々な名所を回りました。

実際に自分の足で街を歩き、様々な公共交通機関を使い、夕食場所を自分たちで決めての見学を、生徒の多くが初めての外国でできたことで、貴重な学びを得ることができたと思います。

ホテルに戻ってきた際には、現地大学生ともすっかり打ち解けたようすで、別れを惜しみながら韓国語で挨拶をしていました。

明日は、「扶余」と「公州」の見学です。

博物館での歴史的な展示物の見学や、白馬江のクルーズなどを行う予定です。

(引率教員一同)