2学期終業式
- 学園生活
今日で二学期が終わります。どのような一年だったかを振り返ってほしいと思います、という言葉から学校長の式辞が始まりました。
日本では能登半島で元旦から地震また大雨被害、世界を見ればウクライナでの戦争、パレスチナ紛争などが終わっておらず、不幸なことに普通の生活が戻っていない地域がある。それを思うと今年一年の学校行事が無事に終わる幸せに感謝しなければいけない、と感じます。
学校は創立が1926年なので二年後の2026年に創立100周年になります。中等部生は二年後には学校の中心学年となります。この学校にも今まで様々な歴史があるので、西村庄平先生や川村理助先生がどのような思いを持って学校を創設したのかということを考え、話し合ってみてほしい。
西村庄平先生は外国航路の船長をやめて、これからの女子教育の必要性を感じてこの学校を創った。また、川村理助先生は生まれつき病気だった息子さんを苦労して育てながら精進道、我を捨てて自分の道を究める、という思いを持ち続けていた。皆さんにも自分で軸を決める、目標を決めて精進していくということを意識してほしい。自分に厳しく品のある女性に成長してほしい。
最近校内では校則や制服の着方についても話題になりますが、百年前に学校を創設した人たちがどのような思いだったか、ということを知りその思いを引き継いでいってほしいと願っています。ぜひ関心を持って100周年記念事業に関わっていってください。
様々な学校行事があった一年、年末年始はゆっくりと休んで一年の疲れをとり、また新年に元気に会いたい、という言葉でお話は締めくくられました。(総務部)