学園ブログ

中等部3年生 保護者を囲む会

1月23日、学力テスト後に中等部3年生を対象として「保護者を囲む会」を行いました。「保護者を囲む会」とは、保護者の方々にご自身の職業についてお話していただく会です。今回、金融、医療、運輸、教育、情報通信、地方公務など、幅広い職業の方々にご参加いただき、様々なお話を伺うことができました。お仕事についての話だけでなく、ご自身が中学生・高校生・大学生だったときにどのような経験をされたのか、働く上で何を大事にされているのかなど、多面的なお話を聴くことができ、とても実り多い時間となりました。真剣にお話を聴き、時折頷きながらメモを取っている生徒たちの姿が印象的でした。

 

生徒の書いた振り返りには、「自分の勉強の仕方やペースを知っておくことは将来自分が職につくにあたって勉強するときにも必要だとおっしゃっていたので、今の自分の勉強のペースを大事にしていきたいと思いました」、「mustからwill,そしてwantというサイクルを繰り返しながら成長していくという言葉が印象的だった。willとwantをたくさん増やすにはmustを乗り越えなきゃいけないようなので、やらなきゃいけないことをきちんとこなしながら、そこに楽しみややりがいを感じられるようなやり方を探したいと思った」といった言葉が見られました。また、語学の重要性について考え直すきっかけになった生徒もいたようです。

 

「仕事」の話だと思うと、漠然としていて中学3年生の自分とは遠いことだと考えてしまいがちですが、今から実践できることもお話しいただけたことで、意識的に将来と今の自分を結びつけようという気持ちが芽生えたようです。6月の職場体験に引き続き、キャリア観を育む良い機会となりました。