高等部2年学習体験旅行(3日目 コース別研修)
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学習体験旅行も中盤にさしかかり、3日目を迎えました。午前中、前日の平和学習の続きとして聴いた講演では、「唯一の戦争被爆国」という言葉が持つ意味と視点について気づかされることがありました。核兵器の被害に遭ったのは日本人だけでなく、交戦国の捕虜や、朝鮮、中国の人々を含むということです。このお話を通して、私たちはあまりにも多くの人々を無差別に死に至らしめてしまう核兵器を絶対に使うべきではない明確な理由を見つけることができたと思います。また、戦争には加害、被害の両面をみることが必要なのだと知りました。その後は、コース別研修で、長崎平和学習コース(軍艦島見学)、諫早湾環境学習コース、崎津キリシタンの学習コースの3つに分かれて午後を過ごしました。私たちは長崎コースですが、明日、他のコースの人たちと水俣で合流するのが楽しみです。午後の軍艦島では、天候によって上陸できないときもあるとのことでしたが、今日は晴天に恵まれ波も穏やかで、上陸のアナウンスが流れると、船内に歓声が上がりました。事前学習で学んだ軍艦島の情報では知り得ませんでしたが、実際に訪れることで人々の暮らしがあったことを想像して見学することができました。
夕食にいただいた島原の郷土料理の具雑煮は、おもちや野菜などたくさんの具材が入っていてとてもおいしかったです。当時の人々の暮らしを想像しながら味わうことができました。
島原の宿に向かう途中では、雲仙岳がきれいに見えました。明日はフェリーで熊本へ移動し、水俣を目指します。
1号車、2号車学習体験旅行委員