中3学習体験旅行事前学習 基調講演
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中等部3年生では、学習体験旅行の事前学習として各コースごとに講演会を企画しています。今週は、武蔵野大学客員教授・台湾在住作家の片倉佳史先生にご講演いただきました。
4つのコースに分かれて活動することも多いですが、今回は基調講演として全員で拝聴しました。世界の中、東アジアの中の日本を意識するいいきっかけになったようです。
以下は生徒の感想(抜粋)です。
・台湾や韓国とのつながりはそんなに普段意識したこともなかったが、今回話を聞いてつながりの深さを知ることができ、親近感が湧いた。また、日本統治時代についての、韓国と台湾の考え方の違いがあり面白いなと思った。台湾の人は日本統治時代も、台湾の歴史の一部として考えているから、日本統治後も日本を敵対視せず、ポジティブに捉えていると聞いて、凄いな、と思った。
・台湾や韓国が一時的に日本の領土になっていたことは知っていたが、それに対してそれぞれの地域・国の人が、発展していった方向は同じでも、どのように捉えているかが全く異なり、とても興味深かった。また、日本による支配が終わった後に自国の中ではなく、世界との関わり方に目を向けて、どのように他国と付き合ってくのかを考えたことや、実際に半導体などで世界に大きな影響を与えたことに感心した。
(中3担任 大金)