学園ブログ

日韓合同演奏会 演奏旅行2日目

管弦楽部の有志31名(一部は音楽部の生徒)は、韓国のアマチュアオーケストラ「MERRYオーケストラ」との合同演奏会のために、韓国のソウルを訪れています。

2日目の今日はホテルで朝食を済ませた後、近くの古宮「徳寿宮」の見学に訪れました。スタッフの方が日本語で施設の概要を説明してくださり、少しの時間でしたが韓国王朝の歴史に対する理解を深めることができました。その後、今日は地下鉄を利用してMERRYオーケストラの練習場に向かいました。練習場近くの市場を見学することもでき、現地の方々の生活の様子を知る機会も持つことができました。

 

 

 

練習場で昼食を済ませた後は、MERRYオーケストラの方が準備してくださったレクリエーションを楽しみました。グループに分かれて韓国・日本双方の文化や今回の演奏会の曲目に関するクイズに答え、昨日とは違った相手と交流を深めることができました。

 

 

交流の後は練習です。直前の和やかな雰囲気とは打って変わり、指揮者の指示を一心に形にしようと気持ちを切り替えて真剣に取り組みました。

夕食は練習場近くのレストランでチキンをいただきました。想像よりも辛い味付けでしたが、生徒は水やコーラをたくさん飲みながら本場の味を楽しんでいました。食後、MERRYオーケストラのみなさんが用意してくださった横断幕と共に記念写真を撮り、この後の練習と明日の本番に向けて士気を高めました。

 

 

 

 

 

夕食の後も2時間ほど合奏をしました。指揮のジュヨン氏は6月に来校されて合奏指導もしてくださっていますが、MERRYオーケストラの人と一緒に練習をすることで、より演奏表現が豊かになりました。

今回の曲目は、管弦楽だけの曲もあれば、合唱がある曲もあります。どれも有名で耳なじみのある曲です。「韓国の懐メロ」とも言えるトロットメドレーでは、合唱メンバーに振り付けがあり、皆が弾ける笑顔で踊りも交えて歌います。この合唱には、管弦楽部以外の生徒も参加しています。
ジブリメドレーでは、日本から歌のソロ2名、「Way back then 」では日本と韓国から1人ずつリコーダーソロが、指揮者の横で演奏する予定です。他のソロパートも本校生徒がメインで担当するものが多く、コンサートミストレスや弦楽器のトップも本校生徒です。生徒たちは責任ある立場に緊張感を持ちながらも、練習に励んでいます。
明日の演奏会に向けて仕上がりも順調です。

 

明日は時間がないため、今日の練習が終わった後は解団式を行いました。各パートの生徒とMERRYオーケストラの代表が前に出て、修了証を受け取りました。また、本校と管弦楽部からの贈り物と、MERRYオーケストラからの贈り物の交換を行いました。MERRYオーケストラからは、感謝状の立派な盾をいただきました。その後、パートごとにそれぞれが用意したプレゼントの交換も行い、解散しました。

 

 

 

明日はいよいよ本場です。今日はしっかり休んでコンディションを整え、練習の成果を存分に発揮できるようにしたいと思います。

 

引率教員 中島・兼子