オーストラリア・ホームステイ2025 4日目
- 英語を活かすプログラム
- 国際交流・海外研修

学校生活2日目です。ホスト・ファミリーに送ってもらい今日も元気に登校です。オーストラリア到着3日目ですが、中には既にこちらの生活リズムに慣れてきた生徒もいるようで、朝から明るい表情を見せてくれました。日本での生活とは大きく異なり、こちらでは20時台もしくは遅くとも22時前には就寝するということもあってか、普段の睡眠不足も解消されつつあるのかもしれません。
ホームルーム教室で朝礼を終えると、教室の外でバディを待つ生徒たち。どこか不安な表情を浮かべて待っていましたが、自身のバディがやって来ると、その表情は一変。嬉しそうな笑顔で朝の挨拶を交わし、楽しそうに雑談をしながら各教室に散って行きました。昨日のうちにしっかりとコミュニケーションをとり、お互いに打ち解けた証拠ですね(素晴らしい!)。
こちらは、「Design and Technology」のクラスです。Minecraftを用いて、プログラミングを学んでいきます。授業をご担当されるのはBrendan先生。実は、彼は、以前田園調布学園にもいらっしゃったことがあり、またプライベートでの来日経験も多数あるとのことで、日本の話題も例に出しながら授業を進めていらっしゃいました。
本時では、これまで学習したPythonやJavaといったプログラミング言語について復習と確認をしながら、プログラミング・コードの書き方を学びました。
バディにサポートしてもらいながらプログラミングに挑戦する本校の生徒たち。授業見学をしながら驚いたのは、やり方が分からなかったり、先生の指示を聞き取れなかったりする時に、躊躇することなくバディに助けを求めていた生徒の姿です。助けが必要な時に相手に「わからない」と伝えることや、質問することを躊躇ってしまうのでは…と少々心配していたのですが、こちらの取り越し苦労だったようです。バディとの信頼関係を築き、直面した問題を解決するための能力を既に身につけていました(立派!)。
生徒が授業を受けている間、引率教員は、各教室に授業見学をしに行ったり、朝礼時に提出されたHome Stay Journalのチェックを行います。ホスト・ファミリー宅での体験やバディと一緒に過ごす学校生活について、各々が自由に記録しています。その中から、いくつかの記録を抜粋して紹介します。
(Student A) It was the first time to visit school and meet my buddy. My buddy’s name is Emma. And she’s so kind to me. Moreover, I made friends. Her name is Isra. She’s so kind to me too. The classes were difficult to understand, but I try to understand them. After school, my host family took us to a grocery store. It was fun to go there. My host mother bought me some fruits. I’ll eat some tomorrow morning! For dinner, my host mother‘s boyfriend made us a hamburger. It was so delicious. I am looking forward to communicating with many Australian people tomorrow.
(Student B) Before meeting my buddy, I felt a little nervous. But she was right and cheerful, so I thought it’s relaxed. We played tag at lunchtime. It was really fun. After school, I went to the beach with my host family. She was so beautiful. I had a good time.
(Student C) I went to school for the first time. I was nervous, but my buddy was really kind and very active. I was helped by her. I tried to speak English as much as possible, so I felt I could speak English better. I wanted to speak more and to listen better.
普段の英語の授業などで課される「話題が既に設定されたライティング課題」よりも、「自身が感じたこと・考えたことをのびのびと書く」という形式が彼らに合うのか、多様な英語表現を用いて記録を残しています。絶え間なく英語のシャワーを浴び続けることで、彼らのライティングの質やその内容がどのように変化していくのかに注目です。
(引率 櫻井・塩入)