学園ブログ

中等部1年 視聴覚行事

今日は芸術鑑賞教室、中等部1・2年生は荒馬座の公演を鑑賞しました。

民族歌舞団荒馬座は、1966年に東京の板橋区で創立し、首都圏を中心に民族芸能の舞台公演を行っています。

本日のプログラムは以下のとおりです。

⓪御神楽 ①2001水俣ハイヤ節 ②エイサー ③獅子舞 ④荒馬踊り ⑤花笠おどり ⑥竿灯 ⑦秩父屋台囃子

 

⓪御神楽 ①2001水俣ハイヤ節

本日のプログラムの前に、本校の高等部3年生が体育祭で毎年踊っている「御神楽」を披露してくださいました。本校の学習体験旅行でもお世話になった杉本栄子さんと荒馬座さんが創った新しいハイヤ節は、明るく生き生きとした踊りが印象的でした。

②エイサー

生徒たちは曲に合わせて両手を上げ、ゆらゆらと手を振り、隣のお友達と楽しそうに幸せを振りまいていました。

③獅子舞

獅子が登場すると歓声が上がりました。頭を噛まれると縁起が良いとされ、自分から噛まれにいく生徒も多くいました。

④荒馬踊り

労働の相棒であった馬に感謝の気持ちを込めた踊りで、軽快で明るい雰囲気の踊りに生徒たちも引き込まれていました。

⑤花笠おどり

踊りの意味を解説してくださったので、生徒たちは頷きながら聞き入っていました。中等部2年生の生徒は毎年山形県を訪れており、体育祭に向けて花笠おどりを実際に練習しているため、時折真剣な表情も見せていました。

⑥竿灯

提灯を稲穂に見立て豊作を願う難しい踊りで、生徒たちは驚きながらも楽しんでいました。

⑦秩父屋台囃子

生徒の感想(中1)です。

・「獅子舞では、中で動かす人の動きがぴったりで、二人の人が中に入っているはずなのに、本物の獅子が一匹目の前にいるかのように感じました。荒馬も本物の馬が目の前にいるようでした。」

・「どの芸能も迫力があり、圧倒されました。また、それぞれの踊りの豊かな自然や命をいとおしむ心、生きる知恵、協同の喜び、困難を乗り越える強さや明るさが伝わってきました。」

・「最初は踊りの意味がわからなかったのですが、それぞれの動きが何を表しているかの説明をしてくださったので、何を伝えたいのかがわかるようになり、とてもうれしい気持ちになりました。これからも頑張ってください。

最後までテンポ良く飽きさせない内容で、明日から始まる授業に向けてエネルギーをいただける公演でした。

(中等部1年 学年付き)