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宝塚歌劇を鑑賞しました【高等部3年芸術鑑賞教室】

高等部3年生は9月2日(火)、宝塚歌劇団花組公演
◼︎ミュージカル・ロマン
『悪魔城ドラキュラ』~月下の覚醒~
(原作/株式会社コナミデジタルエンタテインメント 「悪魔城ドラキュラ」シリーズ 脚本・演出/鈴木圭)
◼︎Romantic Revue
『愛, Love Revue!』(作・演出/岡田 敬二)
を、東京宝塚劇場にて鑑賞しました。

◼︎『悪魔城ドラキュラ』
 ~月下の覚醒~
独特の世界観、美麗なビジュアル、クラシカルで荘厳なBGMを特徴とした株式会社コナミデジタルエンタテインメントのゴシックホラー・アクションゲーム「悪魔城ドラキュラ」(海外名:Castlevania) シリーズ。100年の眠りから蘇るドラキュラ伯爵と、ヴァンパイアハンターの一族であるベルモンド家を中心とした英雄たちの果てなき戦いの物語は、ゲームに留まらずアニメシリーズも全世界に向けて展開される等、1986年の第1作目発売から今日に至るまで、国内外のファンから愛され続けています。このゲーム史に燦然と輝く不朽の名作を、この度、永久輝せあを中心とした花組で初のミュージカル化。宝塚歌劇ならではのオリジナルストーリーと演出で、「悪魔城ドラキュラ」シリーズの新たな扉を開きます。

◼︎『愛, Love Revue!』
華やかで美しく、香り高い宝塚歌劇ならではのオリジナルレビューを作り続ける、岡田敬二によるロマンチック・レビューのシリーズ第23弾。永久輝せあを中心とした花組メンバーが、ロマンチック・レビューならではの優美な音楽と振付、色彩感豊かな衣装、スペクタクルでスケール感溢れる装置との融合により創り上げる、魅惑の世界をお楽しみください。
以下、生徒の感想です。

初めて宝塚の舞台を観ました。『悪魔城ドラキュラ』では、それぞれの演者の表現力に圧倒されました。耽美的で幻想的な世界観の中に、人間・ヴァンパイアそれぞれの孤独や哀しみが丁寧に描かれ、善悪を超えた深みを持っていました。終盤ではアルカードの冷酷さがマリアの切ない心情を一層引き立たせ、感情が揺さぶられました。舞台美術や音楽も重厚で、オーケストラによる生演奏が場面ごとの緊張感や高揚感をさらに引き立て、異世界へ迷い込んだかのような臨場感に終始目が離せませんでした。宝塚ならではの美しさと迫力に満ちた舞台だったと思います。

『愛, Love Revue!』は、「愛」をテーマに多彩な場面が繰り広げられ、明るいナンバーからエレガントなデュエットまで幅広く楽しめました。特に大階段を用いたダンスは圧巻で、生演奏によるリズムの高揚感と重なり、会場全体が一体となって独特の雰囲気に包まれました。前半の『悪魔城ドラキュラ』の余韻を受けて、二本立てだからこそ味わえるコントラストが花組の魅力を際立たせていたと感じました。


大迫力の舞台に感激する様子が見られました。

明日から二学期の授業が始まりますが、良いリフレッシュになったと感じています。

(高等部3年担任 橋本)