学園ブログ

先日、古本市の売り上げをチャリティイベント・ブックサンタに寄付してきました。

ブックサンタの参加店であるくまざわ書店（田園調布店）に図書委員と行ってきました。

クリスマスも間近ということもあり、絵本コーナーにはクリスマスの本の特集がありました。

「私、この本小さい頃に読みました！」と懐かしい絵本に出会って思わず手に取る生徒。

「同年代の人にこの物語を読んでほしい」と小説を選ぶ生徒もいました。

どんな人にこの本が届くのだろうと想像しながら、じっくりと本を選ぶ時間になりました。

また12/18（木）には、國學院久我山の生徒との交流会に行ってきました。図書委員生徒と有志で参加しました。

久我山の生徒から図書委員の仕事や文化祭での取り組みを聞き、グループに分かれて図書館ツアーも企画してもらいました。

久我山の司書教諭からは國學院中高の図書館に関する歴史も聞くことができました。

空気が和んだところで、くじで数人ずつの班にわかれてビブリオバトルをしました。

各グループでチャンプ本（一番読みたくなった本を投票する）が決まると、その代表者が集まって決勝戦をしました。

決勝戦も大いに盛り上がりました。

参加した高等部１年生の言葉です。

「初めて他校の図書委員の方と交流をしたので緊張しました。

ビブリオバトルや自己紹介で、互いにここに来るきっかけを知ったり、好きな本のジャンルを話し合ったりすることができました。

特に周りに好きな小説の話をする人が少ない私にとって、小説が好きな同年代の人がたくさんいて、影響を受けました。

恩田陸さんの『夜明けの花園』がビブリオバトルで紹介されたときには自分のまだ知らない、面白そうな本があることを知りました。

学校内でビブリオバトルをするときには、本の魅せ方（見せ方）がかなり限られてきますが、今回のビブリオバトルを通じて、中高生が普段手に取らないような本でも興味関心と結びつけたり共通認識から話し始めたりなど面白い引き込み方が印象的でした。

来年もまた交流会に参加して本の魅力について話し合いたいなと思いました。」

あっという間の２時間でした。

この後、ビブリオバトルで見聞きした本を探しにくる生徒もいました。

また来年もこのような機会を持ちたいと思っています。

図書委員以外の参加も大歓迎です。興味をもった方はぜひ図書館まで一声かけてくださいね。

（図書館　松井）