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高校生直木賞決まる 

2026年5月17日(日) 第13回高校生直木賞全国大会が開催されました。千代田区紀尾井町の文藝春秋にて、伊藤氏貴代表による開会の挨拶を皮切りに13時からはじまりました。

今回は応募校多数のため抽選となりました。本年は過去最多となった第12回と同数の「47校」が参加だったそうです。

実際の直木賞と同じようなスタイルで選考会は進みました。

今年は、抽選により選ばれた9つの学校の代表が各々意見を出し合い、9人の選考委員で決定しました。

ここでは、選考委員の高校生が、「自分の意見を言い、他人の意見を聞きつつ変容していく」ことも求められました。

自分だけの読後感で「絶対にこの本を推す!」と決めこむのではなく、他のいろいろな考えを聞いて自分も変わっていくこと、考えることも読書の深みだと感じます。

実際の賞の決定もこのように進められるのだろうと思うと、親近感がわきました。

本校は2018年(第5回)から参加していましたが、今年は抽選にもれたため話し合いを見守る側となりました。

それでも、各代表の意見を聞いていると、読み方を伝え合う楽しさが経験できました。

今回、高校生直木賞として決定したのは、『ブレイクショットの軌跡』逢坂冬馬著、早川書房 となりました。

本校でもこれから読者がますます増えるのではないかと楽しみです。以下実行委員会からです。

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■ 高校生直木賞実行委員会 代表 伊藤氏貴 氏のコメント
「昨年と同様、過去最多となる、47校が参加し、北は青森から南は福岡までの代表9校の生徒たちが長時間にわたり、熱い議論を繰り広げました。その過程で、最初の投票からは意見が変わる学校も多数あり、最終投票はもつれにもつれましたが、最終的には全員が納得する結果を出すことができました。
議論の様子については、石井千湖さんによるルポが『オール讀物』7、8月号や、高校生直木賞のHPに発表されますので、ぜひお読み下さい」

■ 受賞者 逢坂冬馬さんのコメント
「自作『ブレイクショットの軌跡』を高校生直木賞に選出いただき、まことにありがとうございます。参加高校生の皆様一人一人の真剣な討議により、自作が選出されたことを、本当に誇らしく思います。これからも賞の名に恥じない作品作りに励んで参ります」

■ 今回の参加校一覧

立命館慶祥高等学校/八戸聖ウルスラ学院高等学校/岩手県立盛岡第四高等学校/宮城県仙台二華高等学校/
茨城キリスト教学園中学校高等学校/茨城県立古河中等教育学校/学校法人 宇都宮海星学園 星の杜中学校・高等学校/
高崎商科大学附属高等学校/埼玉県浦和第一女子校高等学校/国府台女子学院高等部/渋谷教育学園幕張高等学校/
渋谷教育学園渋谷高等学校/田園調布学園/駒込学園駒込高等学校/山崎学園富士見中学校高等学校/麻布高等学校/
三輪田学園高等学校/東京都立国立高等学校/日本大学豊山女子高等学校/実践女子学園高等学校/
東京都立三鷹中等教育学校/早稲田大学高等学院/国際基督教大学高等学校/東京都立南多摩中等教育学校/
聖学院高等学校/晃華学園中学校高等学校/東京純心女子高等学校/学習院女子中・高等科/東京都立立川国際中等教育学校附属小学校/
向上高等学校/慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部/横須賀学院高等学校/自修館中等教育学校/横浜女学院高校/
横浜富士見丘学園高等学校/静岡県西遠女子学園中学校・高等学校/豊川高等学校/洛南高等学校/
大阪教育大学附属高等学校池田校舎/清教学園高等学校/灘高等学校/愛媛県立八幡浜高等学校/福岡女子商業高等学校/
福岡県立城南高等学校/筑紫女学園中学校・高等学校/宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校/鹿児島県立松陽高等学校

■ 第13回 高校生直木賞候補作は、下記4作でした。
逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』(早川書房)/塩田武士『踊りつかれて』(文藝春秋)
嶋津輝『カフェーの帰り道』(東京創元社/第174回直木賞受賞作)/住田祐『白鷺立つ』(文藝春秋)
選考結果の詳報は「オール讀物」7,8月号(6月22日発売)に掲載予定です。

(図書館 二井)