高2 九州学習体験旅行 3日目
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本日は、水俣地区において環境問題や公害の歴史について学ぶ研修を行いました。生徒たちは、水俣病資料館や相思社・歴史考証館を訪れ、水俣病の実態や、その背景にあった社会のあり方について理解を深めました。また、水俣病の原因物質であるメチル水銀が海へ流されていた百間排水口にも足を運び、教科書だけでは学びきれない「現地で知る重み」を実感する機会となりました。

昼食では、水俣の郷土料理であるわっぱ飯をいただき、地域の文化にも触れることができました。(写真は夕食です。)研修を通して、生徒たちは、戦後の日本の発展を支えた産業の利便性や豊かさと、人々の健康や暮らしを守ることの大切さについて、改めて考える時間を持ちました。また、水俣病患者の方々が受けた偏見や差別、その苦しみに寄り添い続けた医師や支援者の存在について学ぶ中で、「便利さ」の裏側にある課題にも目を向ける姿が見られました。
水俣病の歴史は、単なる過去の出来事ではなく、現代社会を生きる私たちに、多くの問いを投げかけています。生徒たちは、人間と環境がどのように共生していくべきかについて真剣に考え、それぞれが、自分なりの学びを深めていました。
午後からは、3つのコースに分かれての研修が始まりました。「天草平和学習コース」では、フェリーで熊本県天草市へ向かいました。雨上がりの曇り空ではありましたが、生徒たちは、広がる海を眺めながら、潮風を感じ、仲間とともに、穏やかな時間を過ごしていました。
現地で見て、聞いて、感じた経験を通して、生徒たちは、日々、多くのことを吸収しています。明日以降の研修でも、一人ひとりがさらに学びを深めてくれることを期待しています。
(引率 櫻井)