Fake Money! (English Room)
- 英語を活かすプログラム

English Roomでは、今年度より中等部1年生と2年生を対象にfake money(擬似貨幣)を用いて、生徒が英語を話したくなるきっかけ作りを行っています。
生徒は英語を話すとfake moneyがもらえ、どんどんお金を貯めることができます。確かに、友だちの前で英語でネイティブに話しかけるのは勇気がいるものです。でも、そこで日本語に甘えてしまっては、いつまでたっても英語が話せるようにはなりません。
例えば中等部2年生はよくwriting課題の添削をしてもらうためにEnglish Roomを訪れていますが、「こういう時どう言ってお願いすればいいの?」と戸惑う様子が見られました。一番簡単に気持ちを伝えるのは”Please.”、教科書で出てきた依頼のcanを使えば、”Can you check my essay, please?”と言うことができますね。教科書で習ってペーパーテストで英訳ができるようになることと、実際にその表現が必要なときに口に出せるようになることは少し違うようです。
「お金持ちになりたい」を口実にして、間違えてもいいから英語を使ってみよう、とゲーム感覚で取り組める生徒が増えているようです。今後もEnglish Roomでは生徒が英語を使いたくなるようなしかけを作ってまいります。(英語科 西尾)