学園ブログ

図書委員会で読書会をしました

 本校には、学園にゆかりのある方々のご著書も多くあります。『生徒のころのこと』は、本校出身で教員としても本校にお勤めになっていた馬場三重子先生のエッセイ集です。戦時中の学園(調布高等女学校)のようすが当時の精進日誌をもとにえがかれています。図書委員会では、先日、この本で読書会をしました。読むと発見の連続でした。たとえば、当時は黙想係がいたこと、クラスの人数が62人いたこと、入学から卒業までクラス替えがなかったこと、英語が敵国言語だからという理由で選択になったことなど。一方、球技会や日展見学など今もある行事も。図書館で貸し出ししています。90周年を迎えたいま、昔と今の「生徒のころ」を比べてみてください。(図書館 二井)