学園ブログ

高校生の発想で食品廃棄を減らしたい!

 お昼時、美味しいパンが並ぶ中、これもまた美味しそうなマフィン。実はこれは、土曜プログラムのマイプログラム「SAGE JAPAN 私たちの力でよりよい社会を」という講座に参加した生徒の発案をもとに、パン屋さんが作ってくださった商品です。

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 生徒たちが着目したのは「フードロス(食品廃棄)」。まだ食べられるはずの食材が捨てられて無駄になってしまうことに問題意識を持ち、その改善方法として、「八百屋や果物屋から出るロス(廃棄)を使って焼き菓子を作る」というアイディアを出しました。実際に学校の近くの果物屋さんでは、形が悪くなったり賞味期限が近くなったりすると、まだ食べられるバナナも廃棄されてしまうそうで、それを材料とした商品の製作をパン屋さんに依頼すると快く引き受けてくださり、今回の試作品販売の運びとなりました。

 発案から実際にお店に足を運んでお話をするところまで生徒が主体となって動き、身近な社会問題の解決に向けて一歩踏み出すことができました。(担当:輪島)

※SAGE JAPAN…高校生の視点から社会問題の解決を目指していく中で、批判的思考や問題解決脳力を育てていく活動。チームごとにプロジェクトを競う大会SAGE JAPAN CUPが年一回開催される。