学園ブログ

いろはにほん~図書委員が選んだ本 7月~

雲ひとつない、晴れ渡った日が続いています。そこで、7月のテーマは「空」ということになりました。夏は、空を見上げてさんさんと輝く太陽を感じたり、日陰に入って風に涼んだり、と特に自然を肌で感じることの多い季節です。

私が今回お薦めするのは、百田尚樹が書いた『永遠の0』です。この物語のキーマンである、宮部久蔵は太平洋戦争で特攻隊として出撃し亡くなっています。その宮部を祖父に持つ健太郎は、姉に頼まれて祖父・宮部のことを調べ始めます。それをきっかけとして、健太郎は戦争と祖父について深く考えるようになります。特攻に志願していなかった祖父は、どうして空に散っていったのでしょうか?

他にも、『くもりときどき晴レル』岩瀬成子、『空飛ぶ広報室』有川浩、『みずがめ座流星群の夏』杉本りえ、『少年少女飛行倶楽部』加納朋子、などを紹介しています。次回、8月の展示もお楽しみに!(図書委員会)

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