学園ブログ

生徒一人一台のコンピュータ端末導入~中等部講堂朝礼(1月17日)

今日の講堂朝礼で、校長先生より2018年度4月から本校の新中等部2年生から新高等部1年生が一人一台ずつコンピュータ端末を持つことについてお話がありました。昨日の保護者会でそのことが説明され、私たちの家でも話題になっていたことでした。学校では今までもパソコンやiPad、電子黒板などの機材を使って情報を探したり伝えあったり共有したりしてきました。今後は学校の活動のさまざまな場面で、一人一人が手元の端末を使うことになります。

さて、こうした技術の力は私たちの生活を便利にしてくれますが、心配なこともあります。例えば最近は声をかけると様々な仕事をしてくれるAIスピーカーが発売されました。こうしたテクノロジーに自分でできることまで任せて、人間はものぐさにならないでしょうか。人と人の関わりがなくなってしまうことはないでしょうか。

校長先生は、便利な技術をどう生かすかは結局人次第なのだとおっしゃいました。多くの情報を得て生徒一人一人が考えを深めたり、生徒同士の考えの違いを確認したり、今までに取り組んだことの記録をあとで振り返って確認したり、学習を深めることができるのです。お話を聞いて、今後は私たち自身でコンピュータの有効な活用法を探し、自分たちの能力を伸ばしていきたいと思いました。(中等部3年 週番)